優勝旗の重みを感じ
 各大会の連覇へ挑む。

岡崎市立常磐中学校男子卓球部

県大会で準優勝を遂げたのは、岡崎市立常磐中学校男子卓球部。県大会決勝は前評判も高く全国制覇をした相手だった。3年生は、全国一の強豪と対戦できたことで、負けはしたが、悔いのない部活動を終えた。新チームは先輩が勝ち取った多くの優勝旗やカップを守ることができるかプレッシャーがかかる。

3年生のキャプテン山田君。「市大会から1試合1試合大切に積みあげ、近い目標を達成しようという思いでやってきた」、エースの畔柳君「最後は強くて有名な相手。目標とする相手としっかりやれた」と二人ともやり切った様子で話してくれた。笑顔でそれを聞いていた梅村君は「先生が練習試合をたくさん組んでくれた。おかげで他校のことをよく分かった状態で試合に臨めた」と感謝の気持ちでいっぱいだ。

新キャプテンの戸田君。「目標は県大会優勝。先輩達の残した結果をプレッシャーに感じている。既に新チームでいくつかの大会に臨むが、ことごとく優勝旗やカップを他校に持っていかれている。奪われず持ち帰りたいと思っているのに」と話す表情に笑顔はない。学年内での指導役を務める紀本君。「先輩に色々教えてもらってきたことを皆ができるようにするのが僕の役目だ」とこちらは笑顔で自信に満ちていた。

顧問の山田先生、「子供達同士で教え合う仕組みを導入している、子供達の特徴・良さを引き出したい」と話す。

プレッシャー。今は重いのかもしれないが、それを踏み台に変え、自分達の卓球で連覇へ挑む。

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